本物の住まい

テーマ:森林と家
昨日は原木の初市が各所で行われ、数年後のお客様の建築に使わせていただく原木の一部を仕入れさせていただいた。樹種は、国産、県産の地松、桧、杉である。

最近は、テレビやネットなどでも木造伝統工法が紹介されるなど、本物の木造住宅(住まい)への指向が高まりつつあると思う。それでも、全体から見れば小数である。プレハブ住宅、いろいろな工法が乱立する今日では、仕方ないのかもしれません。

林業に携わる人は、先人、祖先から受け継いだ木をわが子を育てるかのごとく、大切に育てている。
今日、戦後の経済復興において植林された木の伐採期と言われているが、戦後といえばたかだか60年であり、しかもそれらの木は、十分に人の手が入っていないため節が高く、高い価値は生まれない。

今日も沢山の良材が出品されていたが、200年生、300年生の木となると、木味は一味も二味もちがい、ほれぼれしてしまう。当然、そういう木は価格も比例してくる。

しかしながら、木のことがわかる人やお客様はほとんどいなくなった。いや、全くといっても過言ではない。
そのために、折角の良材もなかなか使えないのが実情です。また、これらの木を活かして使う職人さんも年齢が高くなってきています。

私が、職人を育てることを始めてから18年が経ち、お陰さまで、20代、30代の若い大工職人が育ってきてくれている。今日も初市で原木をセリ落としながら、彼らがこの木を使って家を建てる姿を思いつつ、その家に住んでくださるお客様の幸せを祈りつつ、新年のいい初市の一日を過ごさせていただいた。

雪の舞う中の寒い初市でしたが、私の心はあったかく、とても意義ある一日でした。
国産材、県産材を使い、職人の手作りによる伝統工法の家を、一棟一棟取り組んで行きたいと思う。
本物の住まいを追求してくださるお客様にお応えしていくために。
感謝
船浅 藤居昌幹

プロフィール

住みごこち体感ハウス

船浅

家族のみんなが喜ぶ家。それは誰もが願うことです。家は、家族の心の拠り所であり、魂の拠り所です。皆さんと一緒に、楽しく学びながら、いい家の実現を目指していきましょう!

ホームページ

最近のコメント

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧