苦行、楽行

テーマ:ブログ
平成15年に、戦後12人目の千日回峰行を達成された、藤波源信・大阿闍梨のお話を伺う機会を賜った。
地元のローカル紙「滋賀夕刊」を発刊している滋賀夕刊新聞社の創立50周年の記念式典というおめでたい場である。滋賀夕刊新聞社様には心からお祝いを申し上げ、感謝申し上げたい。

千日回峰行とは、天台宗独特の不動明王と一体となる修行だそうで、比叡山中の谷から谷への道を1000日かけて、ひたすら歩き続けるそうで、なんと、地球一周に当たる4万キロを歩くことになるそうだ。

1000日というから、3年かけてかと思っていたのですが、なんと、7年かけてと聞いて、驚きました。話によると、
最初の3年は年間100日間歩くとのこと。
4年目と5年目は200日歩くとのこと。ここまでで、計700日だそうです。

それを踏まえて、最大の難関とされる「堂入り」があり、9日間、断食、断水、不眠、不臥で不動明王の真言を10万回繰り返した後、再び回峰行を6年目は100日間、7年目は200日間も歩き続けて、ようやく満願となるとのこと。

私は、てっきり昼間歩くと思っていたら、歩く時間は、夜中の1時から朝方にかけてだそうです。平均30キロだそうですが、最も過酷なのは、7年目の200日のうちの前半100日。夜中の1時から夕方の5時ごろまでの約16時間で80キロも山道を歩くのだと。それを100日続ける。

戦後12人しか達成していない訳であり、凄い精神力です。

お話のまとめとして、「人生、すべてが修行」とまとめられました。
毎日の人生そのものが、実は生涯続く修行だと。そんなこと考えると息が詰まるようですが、よくよく考えれば、正にそうなのだと思いました。

結婚して夫婦関係に始まり、子育て、進学、就職、子どもの結婚と、人生は展開していきますが、どの場面においても、親子夫婦の間でお互いを思いやり、気遣うことに努力しなければ、良くなって行くはずがありません。人生は、相手を気遣わないとうまくいかないと、結ばれました。それって、なかなかの修行ですね。人によっては楽行の方もいらっしゃいますが、私なぞは難行苦行です。(笑)
感謝

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