世渡り上手に共通する「玉虫色」の生き方
「玉虫〈tamamusi〉は何色・?」と質問されても、なかなか一言では答えにくい。
赤でもない、青でもない、金でも銀でもない、見る角度によっては、
なんとも不思議な色合いに光る羽を持つている虫だから。
こうしたことから、「玉虫色」とは、見方や立場によって様々に解釈できる
曖昧な表現を例える言葉として使われている。何色と一言では決めがたいのだが、
逆に、何色にでも取れてしまうのが玉虫と言う虫の色でもある。
なにやらハッキリしない、気持ちの悪い色に思われるかも知れない。
しかし、それは、私たちが白黒ハッキリさせたいと思っているからだともいえる。
色と同じように、物事は、白か黒か、正しいか間違っているか、ハッキリ分かれている
と考える人は実に多くまた増えてきているらしい。しかし絶対にこうだといいきれる
ほど、世の中は単純ではない。
ためしに、「玉虫色」で世の中や自分自身を眺めてみると、とたんに気が楽になり
いろいろなことがプラスの方向に動き出すと思う。
こうして自分が楽になれば、周囲の人まで気楽になる。何でも「玉虫色」ではなく
確固とした態度も必要だ。その兼ね合いも全部含めて「玉虫色」ということ。
私は、「ついてない」 「運が悪い」と嘆く人がたくさんいる.
そういう人を見るたびに私は、「もっつと玉虫色に考えてみれば・・・・・」と
それとは逆に「あなたはツイてますね」 「たのしく幸せそうですね」と他人から
いわれる人に共通しているのが「玉虫色」に世渡りしている点だ。
「待てば海路の日和あり」という教え
とかく人間は、すぐに答えが出ないことに耐えかね、答えを早急に求めようとして、
不完全な判断や誤った判断をすることが多い。本当に正しい答えを見いだすには、
しばらくは保留待機の曖昧な状態に耐えることも必要なのである。
平清盛は、源氏との戦いに勝ったとき、貴族よりも下の身分である
武家階級であることに耐えられず、藤原氏の真似をして天皇の外威になろうとして、
後白河法皇の反感を買った。
結局、「平家にあらずんば、人にあらず」と豪語した栄耀栄華の時代は短期間で
終わりを告げる。日本史上最高の戦略家といわれる織田信長にしても、
あせらず急がずことを起こしていれば、部下の心情や巷の思いに配慮できた
のではないだろうか。ともあれ、「急いてはことを仕損じる」
「待てば海路の日和りあり」とはよく言ったもので、日本人は待つことの大切さを
こうして平易な言葉に残し、今日まで伝えてくれているのである。

今朝仕入れたかにです、季節になってきました。
経営のこつは「聞く」こと
話をすることは人間関係を作るもっとも重要な基本だが、話は話す人と聞く人がいて
初めて成立する行為なのである。そして、話すよりも聞くことの方が大切なのである。
私たち現代人が忙しいのは事実である。しかしいくら忙しいといっても、人の話が
聞けないはずはない。むしろ、忙しい人ほど他人の話によくみみを傾ける必要がある。
私の経験から言えば、優れた人物はほとんど例外なく”聞く人”である。
忙しくて人の話もきけないならばその人はよほど時間の使い方が下手か
聞く耳を持ち合わせない心の狭い人と思う、逆に話の出来る人は、多くの人が集まる
人間はつねにやさしさを慕うものらしい。今は亡きパナソニックの創始者松下幸之助氏も
「先ず人の話をよく聞くことである」と、人の話のきけない人間は経営者に向かない。
そんな風に思いま
簡潔の気配り
もう一つ、この言葉の勢いと関係あるのは、話は出来るだけ簡潔にすることである。
おなじ事柄でもうまく伝わったり伝わらなかったりするのは長さにもよる。
長ければ中身が濃いというものではない。大切なことは要領よく
まとまっていることだ。具体的にどの程度のものかわからないと思う
そこで、一つの目安を示すと、人間の話というものは四十五秒以内にまとめ
長くても一分半、それを過ぎると、聞いている人が「あ、長いな」と感じる
らしい、それ以上長いと何を話しているのかわからなくなるそうだ。
先日もテレビの討論会で1分間の討論を民主党と自民党とです、
聞いていて本当にわかりやすかったです。ちなみに、人間が一分間に
しゃべれる言葉を文字数に直すと、漢字も平仮名も一字として数えて
約二百八十字になるらしいです。驚きです。何にせよ長いのはよくないです。
長蛇の列
話上手には “語勢” がある

近頃は入社試験でも、面接に重点を置く会社が多くなった。やはり筆記試験だけ
では人柄はわからない。近頃の裁判委員制度じゃないですけど、人間の
優劣をつけることは、塾練した試験管でも、なやむところうであろう。私は、
大きな声をだすのではなく、声に勢いのある人、言葉にしっかりした力があり、
覇気に富んでいて、エネルギーが感じられる人、つまり語勢の強い人。
人間という者は長く付き合っていれば、その人の本当の持ち味とか
値打ちがわかるものだ。でもそんな時間はない。話の上手、下手の分かれ目は
この点にもあるのだ。私も若い頃国家公務員をしていました。
昔のことを思い出して書きました。 いろいろ話。

