リーダーのコーチング能力

テーマ:未来への矢をつがえる

 

  リーダー候補を選び育てるために、会社の部長や課長が部下の一人ひとりにたいして、"この人は何に貢献しているのか"という評価をしているだろうか。上に立つものが、どういう観点、視点で働き手を評価しているかは、評価される本人は言うまでもないが、会社の将来に関わってくる大事な問題だ。

  日本の大学では、従来どうりの平面的な金融論、財政論、経済学などを、ただ授ければいいと考えている。しかし、アメリカの一流大学では、そういう考え方でなくリベラルアーツ(一搬教養科目)を見につけていかねばならないという反省をしている。日本の大学もまねすれば、学生も大きく変っていくだろう。

  企業にもこのことがいえると思う。トップや幹部は、若い社員は基本が出来ていないから応用が出来ないという悩みを口にするが、社員一人ひとりを評価してそれをモトに、たくましく太い幹にしっかりした枝を広げ花も実もつける人材に育てる知恵と努力が欠けていなかったか、という反省も必要だろう。

  これからのリーダーは、自分の専門性も含めて自信あるジャンルを一つではなくて二つか三つ持てほしい。モチベーティブ(動機づけ)な訴え方、インセンティブ(刺激)の与え方、声かけの仕方、大事なお客様・キーマン・経営者との折衝の仕方、みな大事だ。かわいがっている部下に、そういうことのコーチングが出来るリーダーになるよう、育てるべきだ。

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