経営戦略と地域戦略

テーマ:お店の情報(イベント等)や仕事のお話
毎月1回、主に大津で経営戦略研究会という勉強会を行っています。
今日も参加をしてきました。

前にも書きましたが、経営にとって一番大切なことは、自社のミッションを明快にすること・・・すなわち戦略を明快にするということです。うちの場合だと「質の高い健康的な睡眠環境を提供すること」です。

どのような品揃えをするか、とか、どのような販促をすると売れるか、といった具体的な戦術は戦略があって初めて活きてきます。
ただ、このように不況になると、目先の売上をどうしようかと、そのことにばかり目を奪われてしまうんですね。・・・で、ついつい行ってしまう典型が「価格を下げる」

量販店は「安く売る」ということが戦略ですから、たとえ原材料を大量に消費しようが、その結果CO2を大量に巻き散らかそうが、「とにかく大量に作って、(あるいは仕入れて)安くする」ことが戦術なのですけど、私たち中小、いや小の業者はそんな土俵では勝てっこありませんから、違う世界で戦わざるを得ません。自分の土俵をどのように作るか、あるいは規定していくかが戦略構築になるんですね。

戦略は「何をするかを決める」というよりは「しないことを決める」ことです。あれも、これもではなく、「うちはこれで勝負する」=それ以外のことはしないことなんですが、これが難しい。

地域戦略も同じです。本当はしないことを明確に規定すべきなのですが、現実は地方行政体の総合計画はなんでも有り状態です。結果的にどこの総合計画も同じような内容です。その点長浜の博物館都市構想は秀逸でした。美しく住むという地域目標からは、高層建築や近代建築によるまちづくりはありえない=そういうことは行わないということを謳ったわけです。実のところ「みんなで作る地域戦略」なんて、本来はありえないんですね。戦略はみんなで作るようなものではないのです。トップが決めること。・・・で、トップの判断が間違っていると、歴史を紐解けばわかることですけど凋落をたどるのです。

戦術こそはみんなで作るものです。例えば「高齢者が活き活きとする地域を作るにはどうしたらいいか?」なんてことは多くの人の智慧を集めて考えるべきでしょう。

新長浜市誕生もあとわずか。合併で得られる最大の利点は地域戦略を共通化できることですが、それではどんな「戦略」をとるべきだと考えますか?
戦略を誤ると、通常の企業はつぶれますよ。

(まぁ、お金がない現状ではドラスティックでリスキーな戦略(=ばくち)は取りようがないでしょうけど、貧すれば鈍する、にはなりたくないものです。)

コメント

  1. 2009/11/13 10:01
    おはようございます。
    昨夜?貴殿へのコメントを書いているとき、真壁先生より℡。「早く出てこい」とのこと。急いで飛び出して行きました。
    実は18:00から初めての西中会?があったのです。記憶を辿りつつ当時の懐かしい話など時間を忘れて語り合いました。22:00前に終わり、帰り土田先生宅で道草をしてしまい、24:00過ぎに帰宅しました。
    あの頃の西中は本当に素晴らしかった。そこに在職できたことは誇りです。有り難う!

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