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羽毛生地Hefel 5158

テーマ:羽毛ふとんのお話
羽毛ふとんを説明する時に、中の羽毛の説明はいろいろとあったりしますが、生地によって仕上がりや使い心地が全く変わってしまうことはあまり説明されません。

ところが、快適な寝床内気候である温度33℃湿度50%を実現するには、中の羽毛よりも羽毛の生地の特性と仕立方法が非常に重要なのです。

重要なことは 軽いこと・通気性が良いこと・音がしないこと
軽いと中の羽毛を羽枝が広がるのを妨げず、羽毛の良さを活かします。同じキルティングでも軽い生地の方が、中の羽毛は少なくて済むために、空気の流通がより良いのです。
通気性はいうまでもないこと。もし羽毛の生地がビニールだったら・・・どんな良い羽毛を入れようが関係ありません。吹き出しのないぎりぎりの通気性がベストといえます。
音がしないことも当然。使っていてガサガサする生地は快適さとはほど遠くなります。

そんな条件を満たすのが、今年から輸入しているオーストリアHefel社の5158
エコロジーな繊維リヨセルと綿の混紡。リヨセルのソフトさが良く現れている繊維で、風合いは抜群。もちろん生分解します。90g/㎡と軽く、通気度も2.8ccと優れています。丸洗いにも対応しているという優れもの。
1月の展示会で即決200mを輸入しました。

昨年に輸入した オーガニックコットンの 4158 とはほぼ同様ですが、リヨセルの分だけソフトです。

この風合いは国産の羽毛生地では得られません。
一度店に来られたら、その極上の手触りを体験してみてください。

3303枚

テーマ:羽毛ふとんのお話
今日、夕方に羽毛ふとんを1枚作って保証書を出すと 番号が「3303」
普段、保証書番号はあまり気にしないのですけど、ゾロ目となる3333枚まであと30枚です。

私どもの手作り羽毛ふとん、以前は手書きで管理をしていたのですが、カルテを管理する煩雑さから2800番からはデータベースソフトで管理しています。

さて、3303枚目は豊川からお越しくださったお客さま。前にお買い上げいただいた羽毛ふとんのリフォームに合わせて、小学校5年生の娘さんにお手軽なところで、ということでしたので、

ノンダウンプルーフ超長綿80サテンの生地で、5×6マスの立体キルトに四川省ホワイトグースダウンを1kg入りをおすすめさせていただきました。

今回の生地は羽毛生地メーカー田村駒の試織反の生地を格安で手に入れたものです。特徴はノンダウンプルーフ。通常の羽毛ふとんの生地にはダウンプルーフと呼ばれる、羽毛が吹き出さないように樹脂コーティングがされています。99%はそうだといっていいでしょう。

ところが、ノンダウンプルーフ(ノンダンプといいますが)は、より高密度に織ることでダウンプルーフを掛けない加工法です。特徴は樹脂コーティングが無いために、生地表面の吸湿性が格段に上がります。丸洗いに対応しているのも特徴です。というのも、一部を除き、多くのダウンプルーフ生地は丸洗いをすると、ダウンプルーフ加工が取れてしまい吹き出しやすくなるからです。

ノンダンプの欠点は、高密度ゆえに重量が重くなることと、洗うと通気度が低下する点です。なにより、通常の生地に比べコストが1.5倍になります。今回は試験反の処分ということで、レギュラーの60番手並の価格で手に入れることができましたが、8枚ぐらいしか取れません。

お子さんは、代謝量が大きいために発汗も多いのが特徴です。発汗時に大量の成長ホルモンが分泌されますから、できるだけ吸湿性・通気性の良い寝具を選ぶことが大切です。

そこで、羽毛ふとんの選択に当たっては
1.通気性、吸湿性の良い生地を選ぶ >ノンダンプ生地
2.保温性よりも通気性を重視したキルティング >5×6マスキルト
3.ホコリの少ない原毛を選ぶ >16.5cmの四川省産ホワイトグース

四川省産グースは隠れた逸品で、かさ高16.5cmとロイヤルゴールドラベルクラスの羽毛でありながら、廉価なのが特徴です。同価格で調達できるポーランドやハンガリーのグースに比べて、良質なのです。

今回はさらに補助寝具としてパシーマをおすすめしました。これで吸湿発散性はばっちりですね。

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ところで、3333枚目の方には記念プレゼントをすることといたしましょう。

羽毛ふとん

本格的にリフォームの夏

テーマ:羽毛ふとんのお話
梅雨が明けて焼け付くような猛暑になってから1週間ちょっと
羽毛ふとんのリフォームや木綿わたの打直しのご注文が増えてまいりました。

昨日から、羽毛のリフレッシュマシンはフル回転。ついでに暑さでエアコンもフル回転しているために、この春から取り付けた電力のデマンド監視計がピーピー鳴りまくります。そのたびにエアコンを半分切ってガマンガマン。

さて、羽毛ふとんのリフォームで一番気をつけることは何か? きれいに洗うこと? ホコリをできるだけ取ること? バランス良く充填すること?

もちろんどれも大切なことですが、一番大切なのはお使いになる方に合わせた側選びです。というのも、若い男性のように代謝量が高くて暑がりの方と、冷え性気味で保温力を重視したい方とでは、当然仕上げる厚さが変わってきます。羽毛の側の種類はこちらをご覧ください。
必要な保温力は、お使いになる方の基礎代謝量と体温の調節能力、部屋の保温性、睡眠する高さ(床orベッド)、敷の保温力によっても変わってくるのです。また生地の質によっても変わってきます。軽い生地は少なめに、重い生地は多めに入れる必要があります。私どもでは、ご注文の際にカウンセリングをしながら、最適な側選びをアドバイスしています。

もちろん、きれいに洗ってゴミ取りを3段階行なった後の羽毛の質によっても充填量は変わりますから、羽毛の状態と、生地の状態を判断しながら足し羽毛の量や、充填のバランスを決めていきます。このあたりのさじ加減は、過去1000枚以上のリフォームを行なってきた経験がものをいう職人の世界のようなものですね。

羽毛ふとんのリフォーム

これが、店頭で機械を置いてリフォームをする最大のメリットなのです。お客様のご要望と、羽毛の状態を把握しながら、羽毛を単純にリフォームするだけでなく、お客様の眠りの質をリフォームすることを最大の目標にあげています。

羽毛ふとんのリフォームについてはこちらから

勝手に増量・・・

テーマ:羽毛ふとんのお話
暑くなってまいりましたので、羽毛ふとんのリフォーム(仕立直し)も増えてまいりました

6月25日折込み予定のチラシです。内容はチラシをクリックしてください。

チラシ201006
チラシ201006

さて、本日リフォームを行っていますと、羽毛ふとんの表示には中わたの量が1.15kg、なのに洗って見ると1.15kg+α。
そんなばかな・・・ どんなに良い羽毛でも洗ってゴミ取りをすると5%は減り、一般的には10~15%減ります。
ということは1.15kgではなく、1.25~1.3kg以上入っていたことになります。

これは羽毛の水増しなのです。一般的には良い羽毛ほど少ない量で嵩がでますから、1.15kgで嵩が出ている羽毛ふとんは「良い中身だ」と判断するわけですね。そこで 表示より多く入れて嵩を出し、いかにも良質な羽毛であるかのように水増しするものがあるのです。話に聞いていましたが、リフォームでは初めてです。結局1.25kg入れて丁度でした。

もちろん私どもで販売した羽毛ではなく「生○さん」というのが、ちょっと情けないですが。逆に良心的にしようとして、工場がごまかしたとのではないかと想像します。あり得る話なのです。

困ったものですね。

新羽毛生地 Hefel5158到着

テーマ:羽毛ふとんのお話
1月にハイムテキスタイル見本市で注文した オーストリアHefel社の羽毛用生地の新製品5158が入荷しました。

特徴は
1.エコロジーなリヨセル(テンセル)55%綿45%
2.従来の158に比べて、非常にソフトな風合い
3.軽さは90g/㎡と超軽量
4.丸洗いに対応

なにより、最大の特徴はそのソフトさです。リヨセル(テンセル)はユーカリの木を溶かして繊維にする再生セルロース繊維の一種ですが、天然素材と同じで生分解すること、製造過程で廃棄物をほとんど出さないこと、ユーカリは計画植林されることから、環境に負荷の少ない素材として2000年に環境大賞を得た繊維です。

ただ、従来のリヨセル100%の生地6158では、通気度が良すぎてファイバーの吹き出しが気になること、丸洗いに対応していないことから、綿100%の素材に切り替えていました。今回、リヨセルと綿の混紡ということで、リヨセルの良さを活かしながら、丸洗いにも対応した新製品として発表されました。
環境にも良くて、睡眠にも理想的な繊維といえますね。

ということで、今回入荷したのはHefel社の第1ロット・・・すなわち日本初登場とあいなりました。
価格は従来品よりもアップしていますが、このユーロ安で昨年と同じレベルで提供できるのもうれしいところです。
さらに、今年からは羽毛が偏らない完全立体キルトへの移行を行なっており、この生地も完全立体キルトでお届けします。

日本で最初にこの生地で眠るのはだれ?
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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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