新しいベッド Superba

テーマ:ベッドとマットレス、敷ふとんのお話
今日は朝から名古屋へ。 出発をのんびりしていたら8時半!
「9時にはインター入らんと半額ならん」 2代目となるMPVで出発。このMPVのナンバーは「6502」(解る人だけ解っといて)

日本フクラという、どちらかというとソファ屋さんですが、スイスSuperba社のベッドを始めました。11月の展示会であたりをつけておいて、寝心地も非常に良いので導入を決定。今日は最終決定なので名古屋のショールームへ。

新しいベッドの導入は4月上旬になろうかと思いますが、実は日本でもあまり無いタイプです。
それは、シングルサイズを2連にしたもの。マットレスは別々で100cm巾×2=200cm巾。要はシングル2連なんですが、通常だとフレームは別々です。今度のは大きな一つのフレームに2つのマットレスをはめ込みます。

このフレームがソファと同じような、ファブリック仕立てなのでなかなか落ち着いた感じです。通常だと80cm×2連=160cmクイーンが一番大きいのですが、今回はワイドキング仕上げ。
しかも、電動リクライニング付きです。展示用は2種類の寝心地を試していただけるように、Superbaの電動リクライニングとフクラの42本スラットのウッドスプリングの電動リクライニングを左右にセットします。おそらく、日本でも初めてに近い展示になる予定です(日本初がすきなので・・・つい)

寝室を夫婦二人でゆったりリラックスして眠りながら、質の高い睡眠を取りたいというお客様にぴったりの提案になるかと思います。

ベッドのファブリックも30種類ぐらいから選べるので、ずいぶんと迷ってしまいましたが、ダークブラウンのリネン生地のものに決定。

日本フクラのベッド部長さんも東京から来ていただきました。一緒にお話ししていて「健康のために、睡眠に投資をするというお客様が増えています、そういう時代がそこにきています」ということを改めて感じたのでした。

寝具のへたり

テーマ:ベッドとマットレス、敷ふとんのお話
ここ数日梅雨も本格的で湿気がじとっ 蒸し暑くなってきました。

現在の私の敷きの構成は、一番下がエルゴフレックス、その上にローズテクニー、その上に耐久テスト中のフォームエース固わた+パワーロフトソフト固わた+羊毛敷ふとん+リヨセル敷パッド+リネン麻シーツというミルフィーユのような7層です。

耐久テストというのは、実際に使ってみて弾性変化がどれぐらいでるかを見ます。といっても計測するのは難しいので、だいたいこの程度ぐらいという実感を得るためです。2~3ヶ月ほど使います。次は、新製品のラテックスマットレスですね。

敷には何十キロもの物体が7時間乗るわけですから、使っていてへたらないというと嘘になります。例えばマニフレックスのようなマットレスは12年保証を付けています。これを12年間変わらず使えますよ、と表示している販売業者がいますが、実は問題があります。

この保証は実は形状変化に対する保証であって、弾性変化に対するものではありません。例えばドイツのLGAという検査機関があります。素材に8万回(だったかな?)の負荷を掛けて、どのように形状変化するかということで、マットレスなどはこのテストを受けているものがかなりあります。

元の厚みが10cmで、耐久試験後に9.9cmだったとすると形状保持率は99%なので優秀といえるかもしれません。ところが、形状が変化しなくても弾性変化は起こります。弾性変化をわかりやすくいうと、新品のときに50kgの負荷を掛けたときに1cm沈むとすると、弾性変化が起こると素材が柔らかくなって沈み方が2cmとか増えるわけです。

そうすると、使用している側にとってみると「へたり」として認識されます。ベッドの金属コイルのマットレスなどにも顕著ですが、外側は変化が無いのにへたってしまうと、重量のある腰部の落ち込みが出来て、体を正しく支えることが難しくなります。腰痛の原因にもなります。

素材を硬くすればいいかというと、その場合、負荷のかからない敷きの周辺部はほとんど変化しませんが、最も負荷のかかる腰の部分は変化するので、かえって厄介なことになります。硬くしすぎると、体圧分散ができなくなります。

重量+熱+湿度の負荷を掛けたときの弾性変化については、西川などの大手メーカーもほとんど持っていないので、実際に使ってみながら経験値を上げていくことしかないのが現状です。

弾性変化を少なくするには、ウッドスプリングとマットレスのようなダブルクッション構造にして、それぞれの素材にかかる負荷を分散してやることが大切です。


エコロジーな蚊帳ベッド新登場

テーマ:ベッドとマットレス、敷ふとんのお話
「沢田さん、やっとできましたよ」 静岡・丸軌木材の片川社長がそういって、昨日の朝静岡から走って来られました。

丸軌木材は国産・無垢・ノンホルマリンでベッドや家具をリーズナブルな価格で提供している木工メーカー。通常国産無垢のベッドといえば8万以上は当たり前なんですが、カナダのツガ材を使って3万円ぐらいから提供している良心的なメーカーです。最近は国産ヒノキ材を使ったベッドにも取り組んでいます。

そして昨日、本邦初公開・・・ではなく3軒目だそうですが、ナチュラルでエコロジーな蚊帳付のベッドが納品されました。
蚊帳ベッド


木材はヒノキ材。それに蜜蝋石鹸ワックスという新しい塗装をしています。静岡の蜂蜜とシャボン玉石鹸を使ったこの塗装方法は、木材の良さを活かしながらも、極めて安全な塗装方法です。

さらに、通常は無垢材のスノコなのですが、スイスやオーストリアから入れているウッドスプリングと同じ機能をオプションで組み込めるようになっています。ヒュスラーネストなどに比べると、性能は多少落ちますが、スノコでは得られない身体のカーブに合わせた寝心地です。
ウッドスプリング

そして、ポールを取り付けて蚊帳の世界を味わうことができます。窓を開けて自然な風で眠るのが一番。エアコンの風が気になる方にもおすすめです。この蚊帳オプションは不要な時は簡単に取り外しが可能です。

長く使える地元のひのき無垢材、環境にやさしい塗装など、安全ですし、国産ですからCO2マイレージも非常に少ないのです。自然で眠りたい方におすすめします。

お値段? ベッド本体は126,000円、ウッドスプリング84,000円、蚊帳オプション98,000円
セットだと 少しお安く298,000円です。
(マットレスは別売りです。こちらはマットレスフィッティングで自分に合ったものをお選び下さい)

決して安くはありません。でも手を抜かずに真面目に作っていますので、その姿勢を評価いただければと思います。

ヒュスラーネスト社のリフォーマエレメント

テーマ:ベッドとマットレス、敷ふとんのお話
現在、私の店では天然素材100%のウッドスプリングとしては、スイス・ヒュスラーネスト社のリフォーマエレメントとオーストリア・プロナチューラ社を扱っています。
それぞれ特徴がありますが、取り扱いや調整が簡単なのはリフォーマエレメントですね。これだと、日本の畳やフローリングの上にも敷くことができ、しかも通気性が抜群です。

そのリフォーマエレメントを詳しく解説したビデオができました。YouTubeにアップしましたのでご覧ください。
ビデオはこちらからどうぞ
もちろんさわだの店頭ではお試し寝をしていただくことができます。


リフォーマエレメント
これがリフォーマエレメント

エルゴフレックス
エルゴフレックス


金属フリーのマットレスを(電子スモッグの障害について)

テーマ:ベッドとマットレス、敷ふとんのお話
今年1月にドイツ・ケルンでの国際家具見本市に行ったときの事です。「電子スモッグのチェック」というサービスを行う会社があるのを見つけてきました。1万円ぐらいで、電磁波障害や地磁気の乱れなどをチェックしてくれるそうです。
ヨーロッパのメーカーが、金属を使わないマットレスにほぼ100%移行した理由の1つが「地磁気や電磁波の影響を遠ざける」、ということでした。私の店が取り扱っているプロナチューラやヒュスラーネストといった自然派マットレス系のメーカーは特にその点をアピールしています。

一昨日、日本睡眠環境機構の理事会の後に、日本睡眠環境学会の前会長である近畿大学の梶井先生が、電磁波の影響について「ヨーロッパは基準が2ミリガウスやのに、日本は1000ミリガウスやで、甘すぎる!」とおっしゃられてました。日本のマットレスの多くが金属コイルを使ったものです。コイルは電磁波を増幅したり、地磁気を乱したりと問題になるようです。最近は600個以上の高密度ポケットコイルが増えていますから、電磁波に関しては余計に問題になると考えられます。梶井先生は電磁波の卵子に対する影響などもお話しされていました。IHクッキングヒーターなんて、もってのほかだそうです。

正直、日本は空間密度が高いわりに、電磁波を発生するキカイが多いので、電磁波障害はある程度しょうがない部分があります。それ故にヨーロッパのメーカーがその障害を云うのも、「なにもそこまで」と思っていたのですが、現実はかなり深刻で、ちょっと認識が甘かったようです。

私の店では主にマットレスのリサイクルや処分の問題で、金属フリーで、できるだけ生分解できる自然素材のマットレスに切り替えたのですが、結果的には電磁波問題でもこの対応で良かったことになりました。

もっとも、電磁波障害についてはWHO等でもリスクは認められているものの、科学的根拠は不十分とされています。ただ、科学的な証拠がなくても事前回避の措置を定めるという考えがヨーロッパ等では一般化しているということなのでしょう。私自身も、この分野は研究不足です。

ただ、「金属の上に眠る」より「天然素材の上で眠る」ほうが良さそうなのは、直感的にもわかりますよね。

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曳山博物館前の眠りのプロショップSawadaのオーナー
睡眠指導士や睡眠環境コーディネーターの資格を持ち、日夜快眠実現のために、いろいろと寝具やベッドの研究を続けています。

副業として、アートインナガハマなど、街中のまちづくりにもいろいろ関わっています。

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