天地無用

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店の前に、いつもアマゾンの商品を配達してくれる軽バンの運送屋のおっちゃんの車が止まった。

何か荷物が届いたなと思い、シャチハタを用意して待っていると、おっちゃんがダンボール箱をぶら下げて歩いてきた。

よく見るとダンボール箱に書いてある「うるし」という字が横を向いている。

「おっちゃん、その荷物漆やから横向けると漆がこぼれてくるで。」(笑)

「ほんまかいな」

「天地無用て書いてるやん」(笑)

「あっ、ほんまや」(笑)

早速開梱し中を確認してみましたが、漆がこぼれることもなく大丈夫でした。

漆は桶に入っていて紙で蓋がしてあるだけなので横に倒したりすると漆が漏れてくることがあります。

それで漆が送られてくるときには

箱に天地無用のシールが。

経験的に天地無用の意味は知っていても、なぜかまぎらわしい日本語に違和感を覚えたので、意味を調べてみました。

 運送用語で、中に入っている物が損壊する恐れがあるため倒立状態(上下逆さま)で輸送してはいけないこと。宅配便の注意喚起シールなどで使われる。ゆうパックでは「逆さま厳禁」。英語表記では「This Side Up」(この面を上に)。 (ウィキペディア)

無用の意味を広辞苑で調べてみると、この場合の無用は「してはならないこと。」という意味らしい。

ちなみに天地人とはまったく関係ありません。

 

 

コメント

  1. 2009/09/30 09:01
    この表現だけは本当にまぎらわしくて、いつになっても慣れませんね。「こちら上」とかにした方がいいような気もしますね。
  2. 2009/09/30 10:01
    なるほど。
    確かに“無用”は気になっていました。

    しかし“ウィキ”はすごいですね。
    何でも載ってる。
  3. 2009/09/30 22:28
    油甚さん
    英語表記が的確に意味を表している感じがします。

    アーツさん
    ウィキペディアで検索すると、天地無用という漫画もあるそうです。この場合の意味はなんでしょうね。

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漆塗り職人です。
仏壇の製造や山車の修復に携わっています。

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